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【気胸治療記 part 5】入院6〜7日目:術後、楽になってきた編

当記事で5本目となる「気胸治療記」シリーズは、呼吸苦で救急搬送されて気胸が発覚し、手術を受けた筆者による治療日記です。入院中からInstagramの投稿で記録していたものをベースに、後日加筆・修正しました。

当記事で述べることは、あくまで一患者の体験と解釈に基づきます。医学的に正しい情報や表現であることを保証できません。

入院6日目・術後3日目

土曜日。朝の回診は若い先生が一人で回ってきてサクッと終了。

土曜だけどレントゲンを撮った。気胸だと肺の膨らみ具合をチェックするのか、レントゲンをやたら撮る。

リハビリでは、肺の方はバンザイの練習、膝の方は軽い筋トレ、退院準備として松葉杖歩行の練習などした。だいぶ調子良い感じ。

余裕が出てきたので、院内カフェまで歩行器でお出かけしてみた。気になってたざくろヨーグルト、ほとんど溶けたくらいが好きだった。満足。

入院中の物欲発散で、DTMのプラグイン買い回り祭をした。入院続きでろくに作業時間取れてなくて、制作欲が高まってる。ここ最近はChillout系に傾倒しているので、自分でも作ってみようと思う。癒されたい。

久々にマンガも買ってKindleで読んでいる。タイムリーで気になっていた放射線科の話『ラジエーションハウス』の既刊と、単行本を追っている『Dr.STONE』の新刊。たのしい。

入院7日目・術後4日目

日曜日ということで、病棟はやはりどこかゆったりした雰囲気が漂っているが、日曜も朝から回診があった。先生たち働きすぎでは。ただ、今日は主治医の先生は非番のようだったので、退院の話は明日の週明け以降になるのだろうと思う。

ここの病院は規模の大きさに反して、回診の空気はわりとゆるくて、患者がビシッと準備して待機する雰囲気ではないし、先生たちもふらりとやってくる感じで、他のスタッフを大勢引き連れて来る大名行列感もない。先生が単独で回ってくることもあれば、呼吸器外科の先生4名が総出で回ってくることもある。

日に数回顔を見にきて声をかけてくれたりして、呼吸器外科の先生みんなで診てくれている感じがある。実際、処置があるときは数人がかりだったりする。

先日の整形外科の入院では回診の空気が苦手だったけれど、あれはやっぱりほぼ形骸化していたなと思う。患者の側からしか見ていないけれど、病院の社会にも色々あるんだなあ。

本日のリハビリメニュー

  • 仰向けに寝て、両手でバーを持ってバンザイ x30
  • 右腿2kg・左足首1kgで足上げ x20
  • 座ってセラバンド結んで足開き x30
  • 松葉杖歩行

しばらく歩行器を使っていたけど、今日からは病棟でも松葉杖を積極的に使っていくことになった。すぐ疲れるし、傷に当たって少し長く歩くだけで痛いので、少しずつ慣らしていく。

今日は念願のシャワーも解禁になって、さっぱり。痛みもずいぶん楽になってきた。風呂上がりに17アイスを調達し、しあわせなやつをやった。チョコスプレーおいしいよね。

ずっと病室にいると鬱々としてきそうなので、デイルームをカフェみたいに使って、執筆作業していた。インドア人間なので、時間があればやることもたくさんあって退屈しない。

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