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愛するパキスタンカレーの小話と、パル流パキスタンカレーのレシピ

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時々作るパキスタンカレーのことについて、聞かれることが多いので記事にしてみました。パキスタンカレーを作り始めたきっかけの小話と、研究中のレシピを紹介します。

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すぐにレシピだけ見たい方はこちらから飛べるよ

サリサリ・カラバト・ハイハワ

パキスタンカレーといえば、横浜・白楽のサリサリカリーと、札幌のカラバトカリーという有名店があります。どちらもメニューは、パキスタンカレーのセットだけ。たっぷりの油で繊維状になるまでじっくり煮込んだほろほろのチキンカレーに、付け合わせと、食後のチャイがつきます。札幌で初めてカラバトカリーに行ったときには、スパイスの風味豊かな本格派のカレーに衝撃をうけたものです。

▼ 2年前に訪れたカラバトカリー。また行きたいな(とても行きづらい場所にある)。

しかし、進学のため上京した先で、カラバトを凌ぐお気に入りカレーを見つけてしまいました。それが、横浜・日吉のHI, HOW ARE YOU(通称ハイハワ)の「パキスタン家庭風チキンカレー」。舌の肥えたサリサリ・カラバトファンにもぜひ食べていただきたい。

▼ ハイハワの「パキスタン家庭風チキンカレー」!

▼ 食後は鹿児島直送、絶品「黒糖アイス」でシメたい。

ハイハワの「パキスタン家庭風チキンカレー」は、サリサリカリーの影響を受けているらしい。けれども、見た目にも味にも、はっきりとハイハワ流の個性を感じるカレーです。ハードなスパイスがバッキバキに効いて、胃をいじめるような辛さ。だけど、美味しくてスプーンが止まらない。元気みなぎる一皿で、あれはちょっと中毒性がありますね。ああ、もう食べたい。

これを自宅でも食べられないものか…と、試作を繰り返すこと2年。憧れのカレーにはまだ遠く及ばないものの、かなり本格的な味に仕上がるようになってきました。

というわけで今回は、現時点で行き着いた「パル流パキスタンカレー」のレシピを公開します。研究はまだ続くので、中間報告ですね。

基本の作り方は、スープカレーフロンティアさんのレシピを参考にさせていただいております。

当記事で紹介するパル流パキスタンカレーでは、ハイハワ風を意識して、分量やスパイスの種類をアレンジしています。サリサリ・カラバト風のパキスタンカレーを作る場合は、参考のレシピをそのまま作るのがよさそう。

前置きはこれくらいにして、早速作ってみましょう!

  • 鶏モモ肉:3枚(骨付きチキンレッグでさらに本格派に。鶏ムネも可)
  • 玉ねぎLサイズ:1.5個(Mサイズ2個でよさそう)
  • トマト缶:400g(カルディのトマト缶がおすすめ)
  • サラダ油:適量
  • ブラックペッパー(ホール):小さじ3
  • コリアンダー(ホール):小さじ2
  • クミン(ホール):小さじ1.5
  • カルダモン(ホール):12粒
  • クローブ(ホール):7粒
  • にんにく:2片(無ければチューブも可)
  • 生姜:2片(無ければチューブも可)
  • 塩:小さじ1.5
  • カレー粉:大さじ3(S&B赤缶がおすすめ)
  • ガラムマサラ:小さじ2
  • シナモンパウダー:少々(お好みで。無くてもOK)
  • カシューナッツ:7個(お好みで。無くてもOK)

スパイスについて補足

  • 筆者は 朝岡スパイスをシリーズ買いしています。1つ500円〜700円程度とちょっと割高だけど、瓶がかわいい。無くなったら詰め替えできるので、今後も繰り返し作りたい方は、最初に同じメーカーで買い揃えてしまうのもおすすめです。
  • コスパ重視なら カルディの袋入りホールスパイスがおすすめ。こちらは1つ100〜200円で、手頃に揃えられます。とりあえず今回必要な量だけ欲しい方に。
  • ホールのブラックペッパー(黒胡椒)を多めに入れると、ハイハワ感が出ます。今回は使っていませんが、チリペッパーやチリパウダーなどで辛味を足すとさらにハイハワっぽくなりそうです。

手順

煮込む時間が長いので、いつも計4時間ほどかかります。気長に待ちましょう。

① フライパンに油とホールスパイスを入れて点火、弱火で香り付け

油を多めにひきます。フライパンの底全体が浸るくらい。

ホールスパイスをフライパンに入れて点火します。

油の温度が上がったら、気化しないくらいの弱火で。

火力が強すぎるとスパイスが跳ねることがあるので注意。

② 鶏肉を加えて弱火でじっくり煮込むこと1時間

③ 鶏肉をひっくり返してさらに煮込むこと1時間

鶏肉を煮込む2時間の間に、この後の準備をしておきましょう。

今のうちに玉ねぎをみじん切り。

できるだけ細かく、原型を留めないくらいに。

にんにくと生姜もすりおろしておきます。

④ カルダモンとクローブを取り除く(そのまま入れておいてもOK)

食べるときにガリっと噛むとかなり強い香りがするので、

気になる場合は、カルダモンとクローブをここで回収しておきます。

気にしない場合は、そのまま入れて最後まで香り付けしましょう。

⑤ 玉ねぎ・にんにく・生姜(・シナモンパウダー)を加えて弱火で煮込む

玉ねぎ、にんにく、生姜を入れます。

玉ねぎがしんなり、透き通ってくるまで弱火で煮込みます。

お好みでシナモンパウダーを少々。

⑥ 玉ねぎが透明になってきたら、トマト缶を加えて弱火で煮込む

玉ねぎが透き通ってきたら、トマト缶を加えます。

⑦ そのまま煮込みながら、鶏肉を繊維状にほぐす

煮込みながら、鶏肉が繊維状になるまでひたすらほぐします。

鶏肉がほろほろになったら、水分が飛ぶまでさらに煮込みます。

⑧ 水分が大体飛んだら、カレー粉と塩で味付け

カレー粉と塩で味を付けていきます。味見しながら分量を調整します。

⑨ ガラムマサラと、お好みでカシューナッツを加えて仕上げ

ガラムマサラで仕上げ。ここも味見しながら分量を調整します。
隠し味に、スプーンで粉々に砕いたカシューナッツを加えるアレンジをしてみました。カシューナッツペーストでまろやかにするのもいいかも。この辺りはお好みでどうぞ。

⑩ 完成!


おつかれさまでした!

まとめ

なかなかの長丁場ですが、これだけ手間暇かけたカレーは美味しくなるものです。ホールスパイスを各種使って丁寧に風味をつけることで、家庭の味が一気に本格派になります。基本のレシピに慣れたらお好みで材料や分量をアレンジしてみてください。

これからもっと美味しいレシピを追求していくぞ〜〜

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