今回は、すすきのにあるカフェ&バー「月織堂」さん。アート、着物、音楽など、幅広いジャンルで企画や展示を頻繁に行うなど、人と文化の交流を後押しする活動をされています。
初めてだと入りにくそうに見えますが、実際のところは一見客でも居心地よく過ごせる素敵な空間。
カフェオレとケーキでのカフェタイムを楽しんできたほか、イメージカクテルを作ってもらったのでご紹介していきます。
目次
「月織堂」外観
夜は活気のある、すすきののど真ん中エリア。赤い壁面が目印です。
月織堂さん開店時間の15:00頃は、ビル入口はまだ電気が灯らず薄暗い。営業しているのか不安になりますが、大丈夫。エレベーターに乗って9Fへ上がります。
「月織堂」店内
店内にはカウンター席と、奥にボックス席があります。入口のスペースや店内全体の壁面では、企画展示を頻繁に行っていて、今回の訪店時は年末蚤の市が開催中。
多くのクリエイターが出品する絵や雑貨が所狭しと並べられ、この小さな空間に創作のエネルギーがぎゅっと詰まっています。
食べレポ:カフェオレとロールケーキ
しっとりまったりしたクリームが美味しいロールケーキ。たっぷり入ったカフェラテはカップが貝殻のようにキラキラしていてきれい。すっきり飲める味わいです。
食べレポ:御燈の推しカクテル(みあカク)
御燈(@miakasi22)さんが作ってくれるイメージカクテルです。これが体験としてすごく面白い、そして美味しい。
オーダーのやり方
まずは好きなキャラクター・人物・音楽などを自由に指定します。
その対象がどういう人(もの)なのか、どういうところが好きなのか、背景にある思いは…など、細かくヒアリングされます。スマホで資料をお見せしながら、色々お話し。
そのあと、苦手な味やお酒(ノンアルも可)を確認したあと、お任せで作ってくれるという流れ。
今回のオーダー内容
今回は当ブログでもたくさん登場している自作キャラ・オニオオハシのイメージでお願いしました。
- モデルとなった実物のオニオオハシはブラジルの国鳥。
- 生息地であるイグアスの滝を訪れたときの体験をきっかけに、このキャラクターが生まれた。
- のちにこのキャラクターに自分を投影して、毎日の良かったことを記録する絵日記を描いてきた。
- 今では、自分のポジティブな部分を抽出した、自分の分身や相棒のような存在である。
などなどお話ししました。
出来上がったカクテルの解説
大きなクチバシの黄色に、楽しい気分になれるマンゴーやバナナのリキュールが香る甘いお酒。日常の中の宝物を見つけるイメージで、底には金平糖が。
後からよく見たら、グラスの形もクチバシみたい。見た目で楽しく、味も美味しく、自分の好きなものが自分以外の人によって深い解釈で具現化するのが面白くて嬉しい体験でした。
そのほかにも週替わりのケーキ(限定数)や、カレー、なぽり飯(リゾット)、からふるクリームソーダ、自家製珈琲ウヰスキーなど、気になるメニューがたくさん。
再訪してちょっとずつ制覇していきたいね
現代のサロン:クリエイターとのつながりの場
クリエイターを応援する活動の一環として、一見客向けにポストカードのプレゼントがありました。何十枚もあるカードの中から、今回はkunken(@0921_kenken)さんの作品をいただいてきました。にじむ色彩が美しい。
様々な創作や表現をする人が集まる場であると同時に、必ずしも訪店時に直接的にお会いしなくても、作品や作家を知る機会があって、ご縁がつながっていく。まさにサロン的な機能と信念を持ったお店です。
店舗情報
以下には公式を参照した情報、もしくは筆者が訪店して確認した情報を掲載しています。最新情報の掲載に努めておりますが、正確性は保証されませんので、必ず訪店前に公式の最新情報をご確認ください。
店名 | 瀟洒珈房 月織堂 |
住所 | 北海道中央区南6条西3丁目1 ニューオリンピアビル 9階 |
最寄り駅 | 地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅 地下鉄南北線「すすきの」駅 |
アクセス | 地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅より徒歩3分 地下鉄南北線「すすきの」駅より徒歩3分 |
営業時間 | カフェタイム 15:00 – 19:00 バータイム 19:00- (¥500 charge) ※ 日曜営業 |
定休日 | 月、最終火曜 |
備考 | 全席喫煙可 |
公式サイト | ホーム | 瀟洒珈房 月織堂 – Wix.com |
いいとこでした… 愛される店なのがよくわかる