今回は昔から好きな「おやき」のお店、平中さんの話。
当記事の内容は、新型コロナ禍以前の2018年時点での情報です。現在はテイクアウトのみの営業で、イートインはできないようです。詳細は公式の最新情報を参照してください。
おやきが食べたい。
三が日の明けた1月4日。なぜだか、衝動的におやきが食べたくなった。東京では今川焼って呼ぶのかな。大判焼きっていうのも聞いたことがあるけど。
車でお店に行ってみたところ、12月31日から1月8日は年末年始のお休みとのこと。もう、おやきの口になってしまっているものだから、おやきにありつけなかったショックは大きい。その日は泣く泣く諦めて帰ったけれど、おやきを食べたい欲はおさまらない。1週間後、仕事を早めに切り上げて、再訪した。
5種類のお味
今日は、のれんが下がっている。リベンジ成功!
店内には、おやきを焼く香ばしい香りが立ち込めている。
メニューは5種類。あん、クリーム、チョコ、ハンバーグ、マヨチーズがある。定番のクリームと、おなかが空いていたので、しょっぱい系のマヨチーズも頼んでみた。同行者はあんをチョイス。普段は持ち帰るけど、今日は「おやき欲」が振り切れている。迷わずイートイン。タイミングによるとは思うけれど、今回は注文後に焼いてくれました。焼きたてはうれしい。
おやき来ました
焼き上がりを待つ15分くらいの間に、こじんまりとした店内も混んできた。世の皆さんも、年末年始におやき欲を高めてきたのだろうか。
「お待たせしました、クリームと、あんと、マヨチーズです」

とうとう、待ちに待ったおやきが、目の前に。あったかい麦茶も、一緒に出してくれた。
ああ、しあわせはここにある。
いざ、実食
まずはマヨチーズ。
あつあつの皮をかろうじてつかんで、一口かじる。
ふわふわのチーズ!
罪深いマヨネーズの風味に、少し青のりが入ってるのだろうか、お酒にも合いそうな味…これは新たな定番ができてしまった。
次はクリーム。
一口かじると、中のクリームが熱すぎて、口の中を火傷しそうになる。外はパリパリ、中は柔らかな皮の中に、ほどよい甘さのカスタードクリーム。
求めていたのはこれです。これ。
平中さんでおやきを食べよう
平中さんは、札幌の中心部に程近い菊水にあります。
▼ 場所はこちら。車が楽だけど、菊水駅からは徒歩10分。
地元民に愛される、老舗の名店。なんと1958年開店。当時はとなりに映画館があったとか。
おみやげに持ち帰るのもいいけど、時間があるなら1個食べていきたいですね。
焼きたてのおやきは格別。
