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【オオハシ文庫】ZINEフェス札幌初出店 雑感

2026年4月5日に開催された、ZINEフェス札幌に出店しました。会場でお会いできた皆さま、SNSの告知等で気にかけてくださった方もありがとうございました!

ZINEフェスデビュー回

これまで文学フリマ広島→札幌→広島の3回出店してきて、今回のZINEフェス札幌は、文学フリマ以外のイベント初出店でした。

前回来場して「次は出たいな〜」とふんわり思っていたものの、3月初旬にちょっとした入院手術の予定があったので(この話は改めて書きたい)、退院後の回復次第で出店を決めようと思っていました。で、開催2週間前くらいに「いける」と判断して申し込み。間に合ってよかった。

【出展者募集中】ZINEフェス札幌 2026年4月5日(日)案内ページ|BOOK CULTURE CLUB(シェア型本屋・無人本屋・リソスタジオを運営)

設営トライ&エラー

今回のブース風景

出店経験を重ねて、設営はだいぶすっきりしてきました。準備と撤収もよりスピーディーに。今回は自費出版仲間の方々からもご好評いただいてうれしいです。

今回改善してしっくりきた施策としてはこんな感じ↓

  • ブックスタンドを折りたたみワイヤー式で統一
  • POPを減らして最低限の説明は見本誌本体にくっつけておく
  • 高さのある什器は陳列スペースでなくレジにする
  • 値札を小さい紙片にして、置くのではなく貼る形式にする

引き続きいろいろ試しながら改善していきたいと思います。

余談ですが、自費出版仲間の聖奈ちゃんのマネをして(快く歓迎してくれてありがとう)、お手伝いポケモンを採用しました。うちは日替わりではなく、ドデカバシのワンオペでいきます。

Look back at ZINE BOX & Indie Books Holiday in Salon|青木聖奈 / ROARS
目つき悪くてかわいい

うれしかったこと

  • いつメン(と私が勝手に思っている)の聖奈ちゃん、サイトウさん、祝日の佐々木さんが来てくれた。あまうみさんも出店で。みなさん本買ってくださったりお菓子差し入れてくださったり。ありがとうございます!
  • 何度かお会いしていたふじむらさん、NOMAD BOOKS 森田さんにもご挨拶。少しずつ認知していただいているようでうれしい
  • 前回ZINEフェスでお話しさせてもらった、いわしさん、suyuKIさんとの再会!
  • その場のご縁で足を止めてくださる方、本やシールを買っていってくれる方、自身の琴線に触れる作品、作者さんとの出会い

総じて、やっぱり対面での交流の価値を改めて感じました。本を出し始めて1年と少し経ったところ。界隈に顔見知りが増えてきて、こういった即売会の場がサードプレイスになりつつあります。

かなり孤独耐性が高いタイプの人間であると自負していますが、今日日、ニュースを見ては心を痛めて個人の力でどうにもならない世の中の大きな流れに惨憺たる思いで生活を送っており、そういう中で同好のコミュニティでのゆるやかなつながりをオフラインの場で感じることができたのは、精神衛生の上でも良い効果がありました。

ジムとか、行きつけのお店なんかもそうですが、必ずしも深い関係性である必要はなくて、会えば自然と挨拶し合えるようなこういった小さなつながりの一つ一つが人生を豊かにしてくれていると思います。

新作、うさはとシールセット

買ったもの

お買い物もしてきました!すでに持っているものもあったので、当社比で少し控えめかも。

考えたこと

こういったイベントは、自身の活動スタンスを顧みる機会にもなります。
今回は隣のブースが大盛況で…というイベントあるあるの状況でした。

作者さんの人脈やお仕事からここを目当てに来ている人が多く、さらにご本人の求心力とコンテンツの訴求力で、一見のお客さんもどんどん寄ってくる。実際、私もすでに別の機会にこの方の本を購入しているので、魅力的なブースなのがよくわかる。

それを横目に、自分ももっと頑張ろうとか、いずれそうなっていきたいとか、そういうことを考えるかというと「いや、なんか違うな」となるわけで。僻みやっかみの類ではなく、創作モチベーションの話です。

売れることより、善く生きること。
持続可能なモチベーションで作ること。

変なプライドに見えるかもしれない、けれど「自分なりの良識や美学に照らした潔癖なこだわりをどうしても捨てられない」というのが実情です。

オオハシ文庫での私の創作活動は、自分が作らずにはいられないものを作って、それを一緒に楽しんでくれる人にお分けする、というスタンスが根底にあります。

表現活動の一つである以上、自己満足に終始せず、作品にある程度の社会性を持たせる意識はしています。ただそれは「売れたい」とか「広く読んでもらいたい」とは違った原動力、すなわち「届くべき人に届いてほしい」、「手に取ってくれた人には期待通り楽しんでもらいたい」といったモチベーションによるものです。

最新作『BALLPARK!』

たとえば、広くたくさん売りたいなら、本当は『BALLPARK!』なんかはエスコンフィールドやファイターズの名前を前面に出して、ファンブックであることを積極的に訴求した方がいいのはわかっています。でも、あまり直接的な宣伝を繰り返して検索汚染してしまうとか、とにかく公式の迷惑になるようなことはしたくないし、不特定多数にリーチしすぎて面倒くさい人とエンカウントする確率を上げることも望みません。手の届く範囲のご縁で共有できれば満足なのが本音です。

また現状、ファンブック的なもの≒完全な一次創作と言い切れない「1.5次創作」くらいの作品を出し続けていることもあって、他人の褌で相撲を取っている自覚というか、二次創作に近い権利意識を持って活動しています。それが自分の良心と美学に照らして適切であり、ストレスも少ない方法だと考えているから。

打ち上げはコメダ。疲れた身体にグラタンが沁み入る

何が言いたいかというと、こういった「自分なりのどうしても譲れないこだわり」を実践した上で、それでも作品を手に取ってくれる人とのご縁をとっても有り難く感じていて、どういう経緯であれ、リーチしてくれたことこそが作り手冥利に尽きるということです。

一方で、他の作家さんが作る質の高い作品、訴求力の高いコンテンツ、キャッチーな魅せ方を見て、良い影響を受ける部分ももちろんあるし、今後考えを改めて自分の作品をもっと多くの人にたくさん読んでほしいと思うこともあるのかもしれません。

やはり時折リアルな場に出してみて、反応を確かめ、他の出店を見て刺激を受けつつ、自分の考えをアップデートし、現在地を再確認しながら続けていければと思っています。

まだやりたいネタが色々あるのでがんばれそうです。

カッサータも美味しかった

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