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My Favorite Things #0 : 自ら選び取ってつくる、豊かな生活

はじめに

新連載をスタートします。その名も「My Favorite Things(わたしのお気に入り)」。この連載では、わたしの心や暮らしを豊かにしてくれる、愛するモノたちを紹介していきます。初回は #0 として、連載を書き始めるに至った動機などをまとめます。

この連載を始める動機

連載開始のきっかけとなったのは、大学院の後輩Kくん。noteでMy Caravanという連載を書いていて、これが良いんですよね。

MyCaravan#1|Kay TAKIHARA|note

MyCaravan#1

My Caravanというのは、

自分にとって『もの』以上の価値があるものたち

だそうです。

これを見ていて「そういえばわたしもこういうの書きたかったな〜」と感化されました。

持ち物に対する興味は、常日頃抱いています。特に、日々使う道具や身につけるものに関しては、買うときも、持つときも面倒なほど吟味していて、我ながら割とこだわりが強いほうだと思います。雑誌とかでよくある、カバンの中身企画とか大好物ですね。

いわゆる丁寧な暮らしを実践できるほどマメな人間ではないけれど、じぶんの身の回りの構成要素を丁寧に選び取って生きることくらいはしていきたい。

糸井さんの「消費のクリエイティブ」や、こんまりさんの「ときめき」にも通じる話だと思うのですが、自分の価値観を自覚したうえで、自らお気に入りを選び取って形づくる生活。それが紛れもなく豊かなことだと思っています。

プロトタイプ版「My Favorite Things」

実は数年前にも、好きなものを書く試みをしたことがありました。これは、大学院に入ってすぐ書いたフリーペーパー。当時気に入った美味しいものをまとめたものです。

こっちは、年末休みにiPadで描いたベストバイ2016ですね。

今回は、数年ぶりにWeb連載としてリニューアルした格好です。やりたいことはあんまり変わっていない。

「My Favorite Things」の由来と精神

「My Favorite Things」の由来は、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」に出てくる、同名の劇中歌。ジャズスタンダードナンバーの定番としても知られる曲です。この歌詞が、本当に素敵なんです。

歌詞の対訳と、解説をしてくれている記事を見つけました。

My Favorite Things《わたしのお気に入り》The Sound of Music : ロビンソン商会 歌詞対訳works

Raindrops on roses and whiskers on kittensBright copper kettles and warm woollen mittensBrown paper packages tied up with stringsThese are a few of my favorite thingsバラにかかった雨粒に、子猫のヒゲピカピカの銅やかんに、あったかい羊毛のミトン*1糸ひもでしばった茶色の紙包みみんなわたしのお気に入りのほんの一部 Cream colored ponies and crisp apple strudelsDoorbells and sleigh bells and schnitzel with noodlesWild geese that fly with the moon on their wingsThese are

こんな歌詞があります。

バラにかかった雨粒に、子猫のヒゲ

ピカピカの銅やかんに、あったかい羊毛のミトン

糸ひもでしばった茶色の紙包み

みんなわたしのお気に入りのほんの一部

(中略)

犬に噛まれた時、

蜂に刺された時

悲しい気分の時、

ただお気に入りを思い浮かべるだけで

嫌な気分も吹き飛ぶの

出典:ロビンソン商会 歌詞対訳works – My Favorite Things《わたしのお気に入り》The Sound of Music(2019年4月22日閲覧)。

これだけでも素敵な描写だなあと思うのだけど、その言葉の裏に隠されたニュアンスがまた良い。

「お気に入り」と訳されているが、favorite自体が「一番大好きなもの」というニュアンスがある。つまり、一番大好きなものが沢山ある。一番大好きなものが沢山あるのはいいことだ。
出典:同上。

一つしかないはずの「一番大好きなもの」がたくさんあって、絞りきれない。「My Favorite Things」…シンプルで美しい表現だなあ。

さいごに

というわけで、長い長い前置きはこの辺にして。次回 #1 から、本編はじめます。