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【SXSW2017 レポート】vol.2 展示編:Interactive部門の見どころPick Up

SXSW2017レポート、第2回は展示編です。Interactive部門でおもしろかった展示をまとめていきます。

(2021/04/23 追記)
当記事の内容は、新型コロナ禍以前の2017年時点での情報です。最新情報はSXSW公式からの発信を参考にしてください。

Sony “WOW Factory”

個人的に、Interactiveで一番面白かった感じた展示はSony WOW Factoryでした。今回出展側で参加したのもこの中の1ブースだったのですが、他にも大小様々なブースが揃っている展示の規模もさることながら、全体的なデモのクオリティ、空間のデザイン、どれを取っても強い。SXSWでの展示に対して、かなり気合いが入っている様子がうかがえました。

Xperia™ Touch

まずは、Any Surface UI on Xperia™ Touch。何もないただの平面机に、プロジェクターで映像を投影。机に映った映像に触れて、直感的なUIでフィンガードラムが叩ける!

Future Lab Program

Future Lab Programのプロトタイプ「T」。こちらも、普通のテーブルをタッチスクリーンに変えるプロジェクター。

Motion Sonic Project

Motion Sonic Projectは、来場者が体験できるデモのほか、ダンサーさんによるパフォーマンスも。身体の動きを音にするウェアラブル型端末で、触って楽しい・見て楽しい・聞いて楽しい、デモ映えするプロダクトでした。

Rez Infinite + Synesthesia Suit

Enhanceの名作ゲーム「Rez Infinite」。SonyのPlayStation VRで新エリア「Area X」をプレイできる。全身に26個の振動子が配置された「Synesthesia Suit(シナスタジア・スーツ)」を着ると、音楽と振動を全身で感じることができる。

ステージでは、Rez Infinite + Synesthesia Suit 2.0 お披露目。

このプロジェクトのスタッフとして出展に参加。スーツを着てプレイするデモは、連日予約で埋まる大盛況でした。

Sony WOW Factory 現地レポートの数々。

Levis Outpost

Levi’sの展示「Levis Outpost」では、一軒家のような建物でおしゃれなプロダクトを紹介していました。帰国後に「SXSWで何か面白いのあった?」と聞かれたら、まずはこれを紹介してます。Levi’sとGoogleがコラボレーションしたProject Jacquard。

ファッションに溶け込むウェアラブルデバイス。テクノロジーの面では、ウェアラブルの最先端はもっと進んでいるのかもしれないけれど、これは実物さわってみたら、プロダクトとしての完成度が圧倒的だった。メカメカしい感じがないデザインが素敵。これだったら着たいな。

ギズモードのまとめ。
GIZMODO – Levi’sとGoogleコラボがクール過ぎる。タッチセンサー付のデニム・ジャケットでスマートに風を切れ

Trade show

Trade Showには、世界各国の企業と学生が集まります。日本からの参加も多数ありましたが、特筆すべきはこちらでしょう。

BionicM

東大のBionicMが開発した「Suknee」は、使う人の歩きに合わせて最適なアシストを加えてくれる義足。従来の義足では一度つまずくと一旦屈みこむしかなかったが、Sukneeではつまずき検知をしておりモーター制御で転倒を回避でき安全。

Student Innovation Award 日本初受賞の快挙を成し遂げました。素晴らしい!

快挙でした。

IBM

COGNITIVE BREWS

IBMの展示では、機械学習システム「Watson」によるビールのレコメンドが大人気。いくつかの質問に答えた後、3種類のビールを試飲して評価します。ほぼ試飲で決まっているような…。

最終的にレコメンドされたビールは、その場で1本もらえます。さすが、太っ腹。Firemans4というビールをもらいました。信憑性はさておき、ワトソン君おすすめのビールは美味しかったです。というかオースティンはビール美味しいです。

IBMPerspnail-tee

chatbotによるパーソナリティ診断もあって、質問に答えていくと、タイプ毎に異なるデザインのオリジナルTシャツがもらえました。

IBMのまとめ。
ITmedia エンタープライズ – SXSW 2017観戦記 IBM流デザイン思考で教育現場はどう変わる?――IBMの発想(後編) (1/2)

DELL

DELLでは、PCを中心とした製品のデモと、トークショーが行われていました。Dell Canvasのデモは映像に囲まれる小部屋の派手な演出で、かっこいい魅せ方。

自分で動かして、VJ気分になる。

DELLも無料でお酒を提供している時間帯がありました。入るときにIDチェックされます。

外でライブをやっていたので、ビール飲みながら聴いたりして。このときはLAのロックバンドが演奏していました。いい感じ。

まとめ

日本勢も大活躍のSXSW2017 Interactive部門でした。定番の見どころとしては、ここまで挙げた展示のほか

  • Panasonic
  • SXSW Art Program(あちこちにあるのでアプリで確認)
  • Keynote
なんかもあります。現地でどんどん情報収集しながらいろいろ見てみましょう。

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