Ableton Live 12で、リアルタイムMIDI入力で打ち込んだサスティンペダルを後から編集する方法がわからなかったので、その方法とMIDI CC編集に関する備忘録。
サスティンペダル編集のやり方
編集したいクリップを選択してピアノロールを表示する。
ピアノロール上方のタブを「Envelopes」に切り替え
ピアノロール左下のプルダウンで「MIDI Ctrl」を選択
隣のプルダウンで編集したいパラメーターを選ぶ(サスティンペダルはCC64)
編集できる状態になりました。
追記:M4Lデバイスでどうにかする
いちいちクリップエンベロープ開くの、面倒くさすぎる
というわけで、ていぬ(@tekitou_dog)さんのFANBOXで公開されているM4Lデバイスを導入してみました。
・サスティンペダル
・ピッチベンドホイール
・モジュレーションホイール
を、アレンジメントビューのオートメーションでいじることができるようになりました。まだ実用お試し中ですが、QOLが上がりそう。
ダウンロードは以下のリンクからできます。支援者限定のため有料ですが、他にも高品質なプリセットやサンプルパックなどを配布してくださっていて、リターンが大きいです。
ていぬ – FANBOX – 【M4L Device】MIDI Utility
世界中のクリエイターによるRackやデバイスの配布、Tipsの共有が活発に行われていて、こういった恩恵が受けやすいところはLiveの美点ですね。
余談:Logicとの比較
筆者は元々Logicのヘビーユーザーで、最近Liveを勉強中ですが、サスティンペダル編集とかMIDI周りのコントロールはLogicの方がやりやすかったと思います。
Logicだと譜面に直接書き込むやり方も併用できる点も便利で、譜面を書くような作曲をしてきた人や、ピアノが弾ける人だと、Logicの使用感の方が直感的かもしれません。
一方で、Liveの天井の高い感じのバキッとした音や、オーディオ編集の利便性も感じつつあります。もっとLiveを使い込んでからになりますが、Logicとの比較記事は出そうと思っています。
24.08.01 「M4Lデバイスでどうにかする」項を追記しました。