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令和

新しい元号が「令和」に決まった。

「令和」。まだ予測変換にも出てこない。ずいぶんとソリッドな響きでかっこいい。マンガに出てくる架空の元号みたいだなと思ってしまった。ラ行の音に外来語的でモダンな雰囲気があって、現代的な響きだ。漢字もシュッとして美しい。

「令和」は、万葉集を典拠に考案されたもので、史上初めての国書由来の元号なんだそうな。「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」からとった二文字。

これだけ何かいえばすぐ叩かれる世の中で、今のところ「令和」に対して否定的な意見を全くといいほど見ていない。みんなに愛される素敵な新元号だ。

なんかめでたい。日本中がそわそわしている。

なんだろうこの感覚は。

新年度の始まりでもある今日、4月1日、朝から世間はどことなくそわそわしていて、それはうちの小さな事務所も例外ではなく。TV前待機して、11時30分から始まる会見を見届けた。つい昨日までは平成が終わる実感も何もなかったけれど、新元号を聞いた途端、新しい時代が始まるぞー!という気持ちになった。

正直、昨日までは、もう今どき元号なんて非効率だし、西暦だけでよくない?と斜に構えてしまっていた。そんな自分のような人間も含めて、元号は老若男女問わず国民の関心事。やっぱりどうして、改元は無視できない。新しい元号が何になるのか気になってしまうのだ。新元号が発表されて初めて、元号に日本古来から伝わる大切な文化としての側面があることに気がついた。

みんな、なんだかんだ言って元号好きなんだ。というか、改元ってこんなにも強力に新時代の空気を作るものなのだな。そのインパクトの強さに驚く。

こうやって先人たちも、新しい時代への気運を高めてきたのだなと思ったけれど、これまでのような天皇陛下の崩御に伴う改元とは違い、今回の改元は陛下の退位に伴って前々から準備を進めてきた計画的な改元となる。退位の形をとったことで「お疲れ様でございました」という、晴れやかな引退や卒業のような、明るい未来を予感させる空気が醸成されている。

何かにつけ「平成最後の」が冠されて、新時代を迎えるお祝いムードをひしひしと感じる 。悲しいニュースを伴わない改元は、おめでたいイベントに感じられる。この感覚は、全国民にとって初めてのことだと思うと、この時代に生きるのも感慨深いというもの。

4月30日で平成が終わり、5月1日から令和が始まる。心機一転という意味では、ハッピーニューイヤー!みたいなノリに近い空気がある。カウントダウンとかするのだろうか。絶対するんだろうな。